NEW! 2024.4.17更新
普段の生活の中では、「居合道」はなじみがないと思います。居合道とはどんなもので、何をするのか?こちらのページで解説します。
居合道は、戦国時代末期の剣客、林崎甚助(はやしざきじんすけ)が創始したとされています。
私たち日心会が修める「無外流」は、江戸時代初期に活躍した辻月丹(つじげったん)が開き、現在まで受け継がれている武道です。
あの新撰組三番隊組長、斎藤一(さいとうはじめ)も無外流の使い手だったとか…(諸説あります)
また、池波正太郎の小説『剣客商売』で、主人公の秋山小兵衛(あきやまこへえ)が無外流の達人という設定になっています。
居合は竹刀を使う剣道とは違い、本物の日本刀を使います。
初心者は「模擬刀」というレプリカの刀(斬れない)を使いますが、上級者は真剣(本当に斬れる)を使います。
ちなみに、刀好きの筆者は、「日本で合法的に刀が振れるのは居合だけだな…」と思い、居合を始めました。
実際に居合をやってみるとわかりますが、ただ形を演武するだけで、全身のいろんな筋肉を動かします。しかしほかのスポーツに比べると運動量はそうでもないので、無理なく運動ができます。スポーツを普段やっていない人でも、運動音痴でも大丈夫!!
20代後半で現役引退、と言ったほかのスポーツと違い、何歳からでも始められ、現役引退もないのも居合の魅力です。
仕事や子育てがひと段落した方が、自分の楽しみを見つけるために日心会の門をたたきます。小学生、中学生の会員もいますよ!
人生の中で、今日が一番若いのです。始めるなら今ですよ!
勝ち負けを競って体力や運動神経の限界に挑戦するほかのスポーツとは違い、自分のペースでじっくりと稽古に取り組めるのも居合です。
しいて言えば「自分との戦い」。
居合は一見地味ですが、とても奥が深く、学べば学ぶほど夢中になれます。