NEW! 2024.4.17更新

日心会の活動内容

私たち日心会の活動内容をご紹介します。

日心会の修める武道は、「無外流居合道」ですが、基本的に3つの内容です。

 

1.形(かた)

模擬刀(あるいは真剣)を使い、目の前の「仮想敵」(見えない敵)を斬る稽古です。

 

自分が上達していくと、比例して仮想敵も強くなっていきます。

 

日心会では、動きをなぞるだけの「ただの踊り」ではなく、まるで本当に斬っているかのような「斬れる居合」を目指します。

自分の前に人を立てると仮想敵がイメージしやすい
自分の前に人を立てると仮想敵がイメージしやすい
鏡を使って自分の姿勢をチェック
鏡を使って自分の姿勢をチェック

無外流居合の形

五用(ごよう) 五箇(ごか) 五応(ごおう)

走り懸り

(はしりがかり)

真(しん) 水月(すいげつ) 胸尽し(むなづくし) 前腰(まえごし)
連(れん)

陰中陽

(いんちゅうよう)

円要(えんよう)

夢想返し

(むそうがえし)

左(さ)

陽中陰

(ようちゅういん)

両車(りょうぐるま)

廻り懸り

(まわりがかり)

右(ゆう)

響き返し

(ひびきがえし)

野送り(のおくり) 右の敵(みぎのてき)
捨(しゃ) 破図味(はずみ) 玉光(ぎょっこう) 四方(しほう)

入会すると、まず「基本の形1・2・3」を学び、そのあと応用の形としてこちらの20本の形を学んでいきます。

 

非常に地味な武道ですが、実際に刀を振ってみると、その奥深さに驚きます。


2.組太刀(くみたち)

木刀を使い、2人1組で実際に打ち合います(が、寸止めです)

「形」の稽古では理解しにくい、「間合い」「身体の捌き」を学びます。

 

打ち合うので怖い印象がありますが、実際にやってみるとなかなか楽しいです。

 

「形」も「組太刀」も、バランスよく学ぼう
「形」も「組太刀」も、バランスよく学ぼう
小太刀(短い木刀)を使った組太刀も
小太刀(短い木刀)を使った組太刀も

居合形剣術太刀 居合形剣術小太刀 無外流剣術 四通 八通
北斗 切留 獅王剣 受流 相寸 乳拂
太白 突留 翻車刀 咽中 相寸(逆) 受返
稲妻 受流し 神明剣 三受留 二刀合
切上 水月感応 突出 左輪 擦込
流星 位詰 玉簾不断    

仕太刀(しだち・勝つ側)と打太刀(うちだち・負ける側)に分かれ、打ち合いますが、仕太刀と打太刀両方の動きをマスターしないといけないので、覚えることはたくさんあります。


3.試斬(しざん)

真剣を使い、巻藁(畳表を巻いて棒状にしたもの)を実際に斬ります。

普通の生活では真剣を触ることはまずないので、試斬を楽しみにしている会員は多いです。

真剣を所有していない会員は、日心会で所有している真剣を借りられます。

日心会では、月に1度くらいのペースで、「試斬の日」を設けています。

試斬で刃筋(刃の向き)を確認。斬れると気持ちいい!
試斬で刃筋(刃の向き)を確認。斬れると気持ちいい!
こんなこともやります…「牛乳パック斬り」
こんなこともやります…「牛乳パック斬り」


ほかにも…

財団法人無外流公式行事への参加

財団法人無外流の公式行事として、

  • 新年稽古会(ようするに合同稽古)
  • 国際大会(ようするに試合)

があります。

 

日心会以外の無外流所属の各会も参加するので、各会の親睦を深めるチャンスでもあります。

新年稽古会では、各会合同で稽古します
新年稽古会では、各会合同で稽古します
国際大会は、腕試しのチャンス!!
国際大会は、腕試しのチャンス!!

各種演武会・イベントへの参加

地域(埼玉県内が多いですが…)のイベントに参加して、無外流居合の普及活動にも励んでいます。

 

また、食事会、飲み会、旅行といった楽しいイベントも多数!!

過去には、米沢、長野などに行き、各地のおいしいものを食べ、親睦を深めています。

日本武道館に、古武道演武大会を見に行きました
日本武道館に、古武道演武大会を見に行きました
埼玉県北本市でも演武を披露しました
埼玉県北本市でも演武を披露しました